夏になると読みたくなる、男女の物語。今年は遅くまで暑い日が続いていますので、その流れで。
前回の「タマリンドの木」からの、異国が舞台の、男女?の物語。家族や友人や、想いを寄せる異性への、思春期のもどかしい思いが繊細に描かれています。正直、何とも言えない、目を細めるような感情を覚えます。普段の生活の中で、この様な感情に遭遇することはあまり無いので、本を読んで、ふと感じて、たまにはいいのかも。
読み終えて直ぐ、そのままの流れで、「小さな恋のメロディ」を観たくなったのは、いうまでもありません。